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原料豆の仕入れ
イリーは原料豆の仕入れは、全て現地農園からの直接買い付けによりおこなっています。その農園も既成の農園の中から良い農園を探すというよりも、イリーの技術者を現地に送るなどして限りなくイリーの理想とするコーヒー豆を生産できる農園を育てる方法を取っています。生産されたコーヒー豆への評価として“ブラジルアワード”という賞を設けることにより、より高品質なコーヒー豆の安定供給を約束されています。
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原料豆の選定
コーヒーの味や香りといったアロマ成分は細胞壁に囲まれた、とても小さな細胞に凝縮されています。コーヒー豆の細胞壁は植物としては例外的に厚くなっており、その厚い細胞壁が中の細胞を守っているのです。つまり、細胞壁の薄い細胞からは上質のエスプレッソを抽出する事は出来ません。イリカフェ社ではイギリスのソーテック社と共同で開発した2波長選別システムを利用して豆の選別をおこなっています。これにより1秒当たり400粒という手作業では到底不可能な速さと、どんなベテランにも負けない選別が可能になったのです。
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原料豆のブレンド
イリーのエスプレッソはアラビカ種100%です。エスプレッソ豆はアラビカ種とロブスタ種に大別されますが、アラビカ種はロブスタ種に比べると上品で洗練された味わいがある他、カフェインの含有量も3分の1程度なので体に優しいエスプレッソです。
■ローストと冷却
コーヒー豆のロースト方法は大別すると直火式と熱風式があります。直火式の方が短時間(数分)でローストが終了する為、コスト等の問題により直火式でローストするロースターもありますが、直火式は表面だけローストされて中まで熱が通りにくいという欠点があります。
イリカフェ社はその様な不均一のローストをさけ、また急激な温度上昇による豆の品質の劣化を避ける為、熱風式で約12分の時間をかけてローストしています。
200度以上にローストされたエスプレッソ豆を冷却する際、イリカフェ社では空冷法を採用しています。他にも短時間で完了する効率的な水冷法がありますが、文字通り水のシャワーをかけるその方法では豆に含まれる水分が大変多くなってしまいます。冷たい空気を当てて冷却する空冷法を使っているイリーエスプレッソは、他社のブランドの5分の1程度の低い水分含有量を誇っています。コーヒー豆は湿気を含むと細胞の気孔が広がりアロマが逃げやすくなります。また、コーヒー豆は水分含有量が少ない方が、同量の豆から多くのエスプレッソが抽出できます。イリーエスプレッソは他社より少ない量のエスプレッソ豆で抽出できるという事なのです。
■パッキング
焙煎したエスプレッソ豆はすぐに皆様の手元に届くわけではありません。封を開けたときにエスプレッソ豆が良い状態でなければそれまでのこだわりは全て無意味なものになってしまいます。
その為、イリカフェ社は豆のパッキングに加圧式を採用しています。
加圧式とは、空気を通さない金属容器にコーヒーを入れ、空気を抜き真空状態とし、代わりに窒素・二酸化炭素といった不活性ガスを低圧で充填する方法です。
この方法は、圧力がかかっている為、豆はアロマを発する事ができず、脂肪成分の中に溜まります。これにより、缶の中でコーヒーの熟成がすすみ、香りも定着します。ローストされた豆から発生する二酸化炭素は特殊弁から外に放出され、缶内の圧力は一定に保たれます。
上記のパッキング方法により3kg缶では3年、他の商品でも2年の賞味期限を得る事に成功しています。
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